猛禽類について

書籍を購入して下さった方から 本当に丁寧なメールを頂戴いたしました。

ありがとうございます。

猛禽については 猛禽屋  藤田氏が書いているので 考え方が幾分違うかも知れませんが、戴きましたメールに値する様に お答えさせていただきます。(藤田さん、パンク町田さんと一緒に行った小学校ボランティア)

購入個体ですが 国内繁殖   インブリントの個体をお勧めいたします。

質問者さんは、フクロウカフェがきっかけで ハリスホークか フクロウを悩んで居るらしいですが、遊び方です。

(白オオタカ、、、カイザー、初めて狩を成功させてくれた子です)

フリーフライトを存分に楽しみたいなら ハリスがオススメです。

フクロウを野外で楽しむ場合は 大型の方が良いですし、ハリスより 周りの環境を拾い易いと思いますので 幾分 技量が必要かと思います。

私は、野外での フクロウのフリーフライトは経験は 無く 室内で飛ばすくらいです。

その分 ハリスは フリーフライトには非常に向いていると思います、パンク町田氏曰く 空飛ぶ犬と言っていたくらいに コントロールしやすいです。

飼育には 室内との事ですが、本来 室内飼育には向きません。「テレビで室内飼育を見たとの事ですが、(私は見ていないの想像です)  四畳半は必要かと思います。

フクロウ、はやぶさは糞を下に落としますので、場所は広く無くても ほこをしっかりしていれば大丈夫ですが  鷹や鷲は糞を後ろに飛ばしますから 狭く飼育するなら 壁などは汚れるとあらかじめ想定する必要があります。

(藤田さんから雛で譲ってもらった  フクロウ   オーレ)

工夫としては ほこを低くする事ですが最低でも 工事現場の立ち入り禁止の オレンジのものくらいは必要です。  そのまま 人工芝を垂らすと良いので 便利です。

ただ室内は 夏場は高温になりやすいので 冷房は常につけておく必要があります。   ハリスは高温に強いとは言いますが 夏場も都内の飼育では 必ず 付けっ放しです。

冬の暖房は体重をギリギリまで落としていなければ 問題ありません。  ハリスの場合そこまで落とすことはないと思いますが。

狩にも使えるし、猛禽入門としては 糞の問題をクリアー出来ればオススメです。

しかし 糞はかなり臭いです。  臭いの軽減は 餌となるものの 内臓を抜くこと 大概は抜いておりますが、ここでだいぶ違います。ハリスホーク、、、、コゲ    鴨に良く突っ込んでくれました。

餌は ひよこ、うずら、マウス、ハト ですが うずらで十分です。 体重をあげたくない時などは 鳥モモも使うときがあります。 フリーフライト前に つめる(体重を落とす事)をする時に 完全に絶食させるか 少しでも 代謝を維持するために カロリーの少ないものを水分補給程度にあげるときに私は 鳥モモなどを少し与えます。

すえ (手に猛禽を乗せること)に時も完全に餌を抜いているより 落ち着く感じがするので。

高カロリーから順に  マウス→ハト→うずら→ひよこ→鶏モモ こんな感じです。

常用にするなら うずらが 一番ですが フクロウなら マウスとひよこでしょうか。

ご参考になれば。