2月は節分もあり、ある意味 新年で「神社、仏閣」に伺う事が多い。
参拝などをしておりますと、ご一緒の方々との「ちょっとした話」で、「あ〜 こんな話が疑問なんだ」と、自分自身の勉強も含めて「お伝えしていなかった」と、思う事がある。
今回は「神道の作法は、なんと無くわかるのですが、教典などで勉強出来ますか?」との事でした。
お詣りの作法は、手水舎の使い方、鳥居を含め歩き方、参拝の作法などは、皆さんご存知ですが、教典とは、、、。
実は神道は「開祖もおらず 自然信仰、民族信仰などが基準になっております。」
さらに言えば キリスト教の聖書、イスラム教のコーラン、仏教の仏典、儒教の経書の様な聖典も無いので、一様 古事記や日本書紀をそうしている程度です。
天皇陛下が現人神ですから、「あえて」ということかもしれませんが、無いに等しいのです。
自然と神を同一視するところが多いので、八百万神をお祀りするのだから 良しですよね。
大きくわければ、お祀り型と教え型が信仰心にはあるかと思いますが、神道はお祀り型なので、粗相のないように敬う気持ちで接するのが1番ではないでしょうか?
ただここは全くの私の考えですが、自然を神と捉えて、自然との向き合い方や、考え方は陰陽五行説と非常に似ていて、風水の一部が神道として成り立ってきたのではないかと、宮司さんなどとお話しすると、より思ってきています。